ザラガス変身後版

アス工房 アレイド   浅川 洋   
変身怪獣ザラガス 変身後版(レジン電飾キットA、B、Cフルセット版)
トリアーデ、グリプトとザラガスは作ってきて毎回パイプをアルミパイプで作り直し、発光体をクリアレジンで抜きなおす地獄を味わっていたのですが、それが生易しく見えるほどの頭部3ヶ所、目2ヵ所、胸部10ヶ所、背中121ヶ所、合計136ヶ所ものLEDによる実際の映像と同じ5段階発光システムを標準で組み込んだガレージキットが出るなんて誰が想像できたであろうか?!更には3ヶ所の装甲も脱着可能、これだけのギミックを組み込みながら、造形は古今東西最高という完全無欠のザラガスキットを世に送り出した浅川さん!!怪獣ガレージキットファンに世界一のウルトラ怪獣造形師は誰か?!と聞いたら満場一致で浅川洋さんと答えるでしょう、もうもの凄いとしか言いようがない、それを今回3体、3タイプも作ることが出来、自分もこれで心置きなく全てのザラガスキットの制作に終止符を打つことが出来ます(笑)
この電飾の動画をユーチューブにアップしてみました、気になる方はチェックしてみてください(https://www.youtube.com/watch?v=-G_5T5uOqzY)

さて、制作ですが、このポーズのモチーフとなったスチールは変身後で口が閉じてますから口は開け、閉じ選択パーツの口閉じにて制作、お腹の若草色は変身前の赤茶を塗ってから劇中と同じくその上から塗ってます、どうだ!!モールドの隙間から若干変身前の赤茶が覗きます。歯は赤い煙で赤く染まり、頭部にある3個の発光穴の上部と左下には赤い汚れ、そして全身の発光体ですが、背中と胸部では色が違います、胸部はクリアーではない透けてない赤、背中はクリアーレッドです(一部クリアーのみ)。体は艶消しを吹いてますが、尻尾の上面は全体的に黒っぽくし、艶あり、更に尻尾のストライプの黒いモールドは装甲と同じ色で更にもう一段艶ありにしております。胸の4本のモールドは当時貝殻の殻で作ったといわれるパール塗料を再現すべくパール剤にて再現、赤でアクセントを入れてみました。
オーナー様には大変永らくお待たせしちゃったのですが、生涯最後のザラガスの制作ということで思い残すことが無いよう拘ってみましたがいかがでしょうか?
変身前版と変死後版の夢のツーショット!!

キットが39,000円(送料800円)、電飾Aセット(目の電飾)がキットの加工賃共で2,270円、電飾Bセット(頭部と胸部の5段階発光)がキットの加工賃共で12,570円、そして電飾Cセット(背中の劇中と同じ5段階発光、発光する穴の位置まですべて決められている!!)が加工賃共で64,000円、つまりA、B、Cフルセットで118,640円!!この2体で160,710円という高価なキットの制作を任せていただいたのだ!!これほど贅沢な怪獣制作代行は酒井ゆうじ48p初ゴジぐらいしか無いのではないか?自分は幸せ者です!!御恩は完成度でしかお返しできない、気合の制作です!!
全ヶ所発光の順番まで決まってます!!こんなキットを出そうという発想が凄すぎます!!そして制作は大変です!!浅川さんと自分以外にフル電飾版の完成品は見たことないし(爆)。
この変身後のバージョンでは有り得ない装甲装着!!。。。。ですがこのバージョンも存在します、題して『撮影シーン前後しちゃったよバージョン』です!(笑)


トップへ
戻る