アントラー(ジオラマ)

アス工房 アレイド   浅川 洋   
磁力怪獣アントラー(レジン電飾キット版) 
3体中、2体がジオラマだったので、城壁を造り、型を抜きました。そしたらそれが欲しいという方が続出してキットにすることになろうとは。。。。。世の中不思議なモノです、画像のジオラマに使ってる城壁キットは一切改造してません、塗るだけで同じ物になりますのでご参考までに。

さて、ジオラマ製作は劇中完全に砂漠の砂ではなく、土も使われてます、ちょっと砂も土のイメージも薄く入れてるぐらいで後は特に何もしておりませんのでアントラーの製作について。まったく劇中と同じにとかは考えておりませんが、カッコよくと、頭の先から足のつま先まで一つ一つ全てにおいて根拠を持って塗ってるということを自分の作風にしております。
 今回に関しては今までのDVDやブルーレイでは確認出来なかったブルーレイHDリマスターVer2から今まで判らなかった情報を入れています。オーナー様が当時からのTVのイメージやスチールからのイメージだったら塗り直しになるリスクはありましたが、皆さん気持ちよく納得していただきありがたい限りです(汗)。

@頭部の目の周りの隙間はヤマダマサミ様からの情報で劇中では使われませんでしたが、砂の中に潜る際、引っ込むギミックがあるので消さない。
また頭部の裏側のパーツの継ぎ目は実際のアントラーもそこでFRPを繋いでいる為にジョイントがあるので繋いでいるように見えるように隙間を消す(笑)。

A大顎の銀色の塗装はこれもヤマダマサミ様からの情報で銀ではなく飛魚の鱗から作ったパールとのことなのでホワイトパールにて、大顎の裏側も塗られています。また上側の黒い部分は劇中ウルトラマンが写り込むぐらいの鏡面です、このキットで一番艶のある部位にしました。

B触覚は左右対称ではなく映像より拘りの角度で接着(苦笑)

C手足の爪は真綿を使った蛇紋塗装法で樹脂感を再現しましたが、足の爪は資料からも劇中からも砂の汚れで確認出来ませんでしたので、砂の汚れの下には一応塗ってはいますということで(苦笑)。歯や角はゴモラみたいに(ゴモラは手足の爪が銀かパール色)爪と違う色場合もありますが、初代ウルトラマンの怪獣で手足の爪が違う色のパターンはほぼありません。
 右手の親指の青もしっかり再現しました。今回、なぜ親指が青かったのかの謎が判りました、NGカラーだったのです。前に作った怪獣無法地帯のアントラーもこの親指は再現してますので見たい方はHPにてご参照くださいませ。

D背中の青い模様は小細工無しの青べったりで塗られてたので同じくベタ塗りです。暈したりとかなんもしてません(笑)。

E胴体前面の黄色、スチールや映像によってはオレンジにも見えたりしてたのですが、かなり純粋な黄色であるのと、NGカラーからの模様であることが判りました、しっかり模様になってます。更に胸や腕には若草色が塗られています。今まで作られてきた作例よりもはっきり自信を持って塗りました。肩は焦げ茶です、これも再現。

F後で『下地にNGカラーも塗ってます!!』と書きたいが為に、今回遊びで下地にNGカラーを塗ってたのですが、これがめちゃめちゃ最重要な事だと後になって気が付きます!!実は背中と頭以外、NGカラーが殆ど塗り直されてない事に最新の映像から判りました、それどころか、塗りなおされた頭と背中もNGカラーが透けて見えてます、つまり全身NGカラーが見えているのです。NGカラーから塗らないとアントラーは塗れない事が判り、遠回りの遊びで塗っていたことが、一番の近道だったことが判ります。

といった最新の資料から一つ一つ根拠を持って仕上げていきながらも、カッコよくも見えるといういつものパターンにて仕上げております、如何でございましょうか?


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