山脇ネロンガ

コモリプロジェクトVol.1  山脇隆原型 小森陽一社長
『透明怪獣ネロンガ』
小森先生がうちの工房に遊びに来てから気が付いたら怪獣のガレージキットの会社の社長になってた!!Σ(゚д゚lll) 
その第一弾がこのネロンガ、山脇さんの狂気のモールドが冴えに冴え渡ってまさに第一弾に相応しい!!そしてこれは本当に偶然なのですが、『シン・ウルトラマン』の怪獣とも被ってる!!先生持ってるなぁ〜〜(笑)。

今回ホビージャパンに掲載されるとのことでどう塗ろうかなぁ〜〜って思ったのですが、先生が成田先生のデザインからのインスピレーションで塗っておられたので、だったら差別化で高山さんの劇中の着ぐるみから塗ってみました!!唇は嫌らしく赤くオバQに、頭部は黒く艶を、首筋の黄色い筋はキットの造詣に合わせて稲妻のように、着ぐるみの背中の黄色いヒダと胴体の中間にある青いラインを少し強調、耳の後ろの赤い色はついでに黄色い背中のヒダの裏側にもアクセントとして塗ってみました(成田さんの云うグロテスクにならない程度)。ツノはクリヤーパーツに抜き替え、目を裏側から削り込んで電飾はしましたが、造詣には一切手を加えておりません。ツノは点滅回路を仕込んで点滅スピードはダイヤルで自由に調整出来るようにしました、よく見ていただくとお分かりでしょうがツノにクリアー色で蛇紋塗装を施してます、これはちょっとコツが要るので難しい。
一番悩んだのが手足の爪、ウルトラにありがちなラテックス系の造詣になっていて、鋭利な爪や背びれが得意な山脇さんらしくない。。。。ネロンガ系はご存知バラゴンからの改造怪獣で東宝系がホームグラウンドの山脇さんが知らないはずが無い。。。。どうも作り手がどう仕上げてくるのか楽しんでる節がある、まんまと悩まさせられてしまった(苦笑)。爪や全身は目立たないように真綿を使った蛇紋塗装法で塗ってます。
先生が成田版、自分が高山版とこんな感じで塗分けて遊んでみましたが、皆さんはどんな山脇ネロンガに塗られるのか、これまたあちこちアップされるのが楽しみです!!
ツノの蛇紋塗装、光らせて無くても見劣りしないようにしてみました。


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